しびれます!
長い年月に培われた独自の革文化を背景にヨーロッパには優れた皮革の生産者が多く存在しております。
その中でも、イタリアでは革財布だけでなく、鞄や靴、インテリアにいたるまで、革が深く文化として根付いております。
革作りのの歴史も非常に古くて、全体的にしっとりとした艶っぽい感触が特徴です。
そして、長くその伝統を守っている象徴がベジタブルタンニン協会です。ここはベジタブルタンニンだけでなめしたことを認定する機関であり、世界でもイタリアだけにしかありません。
このように伝統あるイタリアのタンナーによる極上皮革を財布に仕上げたココマイスターを紹介していきましょう。
マットーネ皮革
イタリアのカーフをベースに、1000年の伝統を誇るバケッタ製法で作られております。
※カーフ:生後6ヶ月以内の仔牛の皮。表面のキメか細やかさが際立つ最高級素材。
特徴
革の魅力の一つである、天然皮革特有のキズがありながら、製法による光沢感をバランスよく持っています。この調和が絶妙の表情を見せてくれます。
オイルが塗りこんでいるので、非常に使いやすくメンテナンスも楽チンです。使えばわかります!笑
塗りこんだオイルが抜けにくいため、使う程に光沢と柔らかさが増し、エイジングを楽しみます。
ナポレオンカーフ皮革
このナポレオンカーフは伝統的な欧州のブランドで、昔使われていた稀少な皮革です。どれくらい稀少かと言うと?日本での流通は皆無です。。
熟練の職人さんでも知っている人はあまりいないそうです。
この皮革は最高級イタリア産オイルドヌバックです。
※ヌバック:脱毛後の革の表面をサンドペーパーで軽くバフ掛けして起毛させた革のこと。
特徴
そのままの特徴を引き出しているので、香りも堪能できます。
そもそも国内の流通がないので、触る人にとっては未体験の質感です。個性的なモノが好きという方には特にオススメ!
3ヶ月で他の皮革と比較して5年〜10年のエイジングを見せてくれます。だから、持っていると楽しいです!
パティーナ皮革
パティーナとは、イタリア産のベジタブルタンニンでなめしたヌメ革です。
※ヌメ革:「素仕上げ」とも呼ばれており、タンニンなめしの革を色を付けずに仕上げた。
特徴
ヌメ革はその加工法ゆえとても丈夫な革です。でも表面を加工していないためキズがつきやすいということも言えます。だた、その傷がまた味があっていいんですけどね。
ヌメ革は、最初は固いのですが、徐々に繊維がほぐれ味が出てきます。じっくりとエイジングを楽しみたい方にオススメです。
表面加工がないので、水が苦手です。なぜなら、シミになってしまうから。。。